メモアプリに残した日々のこと⑦

お昼の休憩時間のこと

少し離れたテーブルに

男性がふたり座っていた

会話をする声が大きかったので

目が追ってしまった

ガサゴソとどこかで購入したであろう

お弁当と思われるものを開封しているところで

開け終わったタイミングで

お弁当の感想なのか、

" 死ぬほど米 "と言った

私の位置からは

そのお弁当の内容が見えなかったので

たまらなく気になった

かと言って

立ち上がって

こっそり覗き見したりはしなかった

そこから私は

スマートフォンを触り始め、

もう別のことを考えようと思った

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そのあと、思い出したように

ふと男性を見ると

左手に

おにぎりを持っていた

2025/2/12